ジャニワ初体験の私が、ストーリーを考察してみた。その2(ネタバレです)
まずはからどうぞ。
そして私なりにストーリーを考察してみました。感じ方は人それぞれだと思いますので、他の感じ方、ここは違うんじゃないかな、ここは辻褄合わなくない?ってのがあったらぜひ教えてくださいな。
ぜひ皆さんの考察も聞きたい。
考察1。どうしてこんなにも難解なんだ。
まず、この舞台がこんなにも複雑なのは、劇中劇を取り上げているからだと思います。もはや、劇中劇中劇くらいの複雑さ。
そして、それに絡めて時間軸を行き来する要素もある。理解するのをやめたくなりますよね。
これはたぶん、1つ1つ、同じ世界に自分が存在していると思えば攻略できます。場面ごとにいったん、自分をリセットしてみてください。
最初はとあくん(1幕最初の少年)と同じ世界に、次はショウと同じ世界に、という風に自分(観客自身)の立ち位置をすぐに切り替えることが出来れば、少しストーリーを理解しやすくなるのではないでしょうか。
それなのに舞台はShow must go on(ぶっ続け)だから理解しにくい(ディスってるわけではない)。
考察2。舞台を牛耳る内くん。
内くんって、実は特殊な存在じゃないか説。
ショウたち、わたしたち観客はもちろん2016年を生きているけど、内くんにとっての"現在"って2066年なんです。
そんな内くんは、2066年の状況を憂いていた。
毎日どこかで争いや殺し合いが起こり、あんなに眩しかった劇場もさびれている、そんな世界。
だって、2066年は、ショウや私たちにとっては未来だから。私たちの未来が、荒れ果てているということだから。
しかし、内くんも過去を見ることが出来るだけ、そう、あくまでも"過去を変えることはできない"。
でも、"未来は変えられる"。
しかし、内くんに未来は無いのです。(考察3にて触れています)
内くん自身は2066年までを変える力は無いし、未来は無い。どうすることも出来ない。
だから、ショウたちに未来を変えてほしい、と託すのです。子どもたちの笑顔を守り、争いのない、明るい未来を、と。
考察3。内くんの正体。
考察2でも少し触れたが、内くんは舞台の中で特殊な人物である。
内くんにとっての現在は2066年であり、さらに彼には過去へ旅をする特殊能力がある。
そして、ストーリー上で内くん自身が未来へ旅するシーンはない。
ショウたちは、現在(2016年)から50年後の未来まで旅しているのに対して、内くんは現在(2066年)から先へ進むことはないのだ。
未来へ進めない代わりに、過去へ旅する能力を手に入れたと考えたらどうか。
内くんが未来へ進めないのは、2幕終盤、ショウの代わりに内くんが荒れ果てた未来に残った際に、そこで内くんの未来が途切れてしまったことを意味する。
言い換えれば、ショウが自分自身の未来を変えることは、内くんの過去を変えることだったのである。
内くんにとっては、ショウが身代わりになって内くんを助けた、という時代の流れであった。
しかし、ショウが未来を変え(もはや内くんがそう仕向けた)、内くんがショウの身代わりになったことにより、内くんはその先の未来に存在しないことになってしまったのではないか。
結果、過去が書き換わってしまった内くんはそこから先の時代を生きることはなくなる。
そして、2066年の姿が、本当の内くんであり、過去(〜2066)を変えることはできない。
内くんは過去を見守ることしかできない。
それなら、内くんがたどってきた歴史のとおり、ショウが身代わりになって命を落とす必要はない、自分が宇宙船に乗らずにここに残るよ、とショウを思う愛の犠牲は大きかった。
考察4。最初の少年の正体。
最初にチケットを持ってうろうろする少年。16年入所の関西Jr.のニューフェイス、嶋崎とあくん。
彼は幼き日の平野紫耀だとしたら。
時間順にストーリーを追っていく。
まずはショウが生まれる。
しかし、プロ意識(SMGO精神も含め)が強すぎた内くんは、ショウのことを見放し、エンターティナーとして生きる道を選ぶ。
13年後くらいだろうか。
※とあくんは13歳との情報を頂きました。13年後と仮定してください。(追記:10月13日)
ショウ(とあくん)が舞台を観劇。そこでバッタリと出会うショウと内くん。内くんはその頃にはもう過去の固定概念はすでに丸くなっていたのであろう。しかし、ショウ(とあくん)は父親の顔を知らない。
Showってすごいんだよ、実際には出来ないことができちゃうんだ!と魅力を伝えている最中、大きな地響きが鳴り響く。
そして、時の旅人(康二)が現れる。このままでは地球が危ない、過去の12ヶ月を旅し、13月を探して答えを捜せ、と。
これが時の旅人との1回目の出会いとなる。
しかし、ショウを見放してしまった過去を変えることはできない内くんは、それを尻込みし、過去への旅を拒否してしまう。
そこで、ショウへの不甲斐なさを感じた内くんは、身寄りのないショウを劇団へ誘うのだ。
(1人で観劇に来るあたり、母親ももういないのではないかと判断)
しかし、この地響きが1番最初の地球の異変であったことは言うまでもない。
6年後、ショウは19歳になる。
舞台で大きく堂々と舞う、成長したショウ。
フライングしていると、また6年前のあのときと同じ地響きが。
モニュメントにぶつかり、大破してしまう。
そこで、内くんはまた、時の旅人と出会う。
今度は6人も。
今度こそ、ただならぬ地球の危機を感じ、ショウを連れて過去の12ヶ月を巡る旅に出るのであった。
とまぁ、こんな風にアナザーストーリーを考えたら辻褄が合うな、と。
考察4はもはや辻褄合わせの妄想感半端ない。異論は認めますが、お手柔らかに…です…。
考察5。13月とは私たちみんなの未来を願うこと。
これが、内くん、もといジャニーさんがこの舞台で1番伝えたかったことではないか。
内くんの壮大すぎる人生。
そして、その目で、その心で使命を感じたショウはきっと私たちなのではないか、と。
2020年、日本でオリンピックが開催される。
舞台でも、過去12ヶ月を巡る旅を終えた、内くんとショウは2020、未来の祭典を目にする。
これはきっと13月のフェイクではないか。
実に華やかな近未来。
でも、その裏では殺し合いが起きている。
日本だけが13月になっても、それは内くんが、ショウが求める13月ではない。オリンピックはユートピアでは無いのだ。
そのような一部の表面的な平和ではなく、世界平和、地球が平和でありますようにと願いを込めた、皮肉めいた残酷なメタファーなのではないか。
オリンピックは明るい未来。ユートピア。
そう勘違いして浮かれた私たちに警笛を鳴らすかのように、未来の祭典の最後にまた大きな地響きが起きる。(これは、2幕宇宙人セリフ「この惑星にも同じように隕石が衝突する(ニュアンス)」より、隕石の衝突ではないかと思われる)
そして、1幕の最後には「これはプロローグに過ぎなかった」とのセリフがあるのだ。
悲惨な12ヶ月の旅は、プロローグに過ぎない。もしかしたら、何の思案もなく、浮かれて、2020を楽しむだけでは、荒れ果てた未来がやってきてしまうぞ、という警笛なのかもしれない。
13月とは、私たちみんなの未来を願うこと。
そう、1人だけではなく、みんなの明るい未来を。平和な未来を。みんなの笑顔を守れる未来を作ることだと、声を大にして伝えたかったのではないか。
はいっ!とまぁ、長々と考えてみました。
考えれば考えるほど、わけが分からない。(笑)
難しい…。でも、考えるより感じることがすべてで、とにかく楽しかった初ジャニワ!
特にnot enoughの圧巻の景色、back fireでやっと揃ったFunky8、堂々と関西Jr.の旗をふるbeat lineには感動して涙が止まりませんでした。
みなさんもぜひ楽しんでいらしてくださいね〜!
今日も無事に舞台を駆け抜けられますように。
私の13月には、藤原丈一郎、君が笑っている景色が欠かせません。(照)
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました〜!!!
あっ…考察おまけ。
宇宙船5人乗りなのに、9人乗れた理由ね。
はっきり言うと分かりません♡
思いつきませんでした♡
ショウが、内くんの過去を書き換えたことでなんか現在が書き換わったのかな…?
そのくらいしか思いつきませんでしたごめんなさい(全力土下座)
ショウが未来を変えることで、過去が変わって犠牲になってしまった内パパからのプレゼントだったのでは…?内くんにとっての30年前も、ショウにとっては20年後の未来。宇宙船の改善も、もしかしたらショウに託したのかもしれません。と、考えてみました。どうかな…?
(追記:10月13日)
今日も、関西Jr.が笑っていられますように〜!!!!!!!