ジャニワ初体験の私が、ストーリーを考察してみた。その1(ネタバレです)
まずは、ジャニーズフューチャーワールド、梅田芸術劇場公演、開幕おめでとうございます。
そう、タイトルの通り今回は、ジャニワ初体験の私が、「難解、理解しようとするな」と評判のジャニワストーリーを考察してみます。
初日、11日夜と2回しか入っておりませんので、もし他の考察等があれば、優しく、優〜しく教えていただけると助かります。(土下座)(豆腐メンタル)
まずはガッツリネタバレなストーリーの概要を。
1幕 地球の危機とエンターティナーたち。
小さな少年がチケットを握りしめて、客席をうろうろしています。どうやら、自分の座る席が分からない様子。
そこへ、内プロデューサー(このジャニワ全体の総指揮者となります)がやってきます。
「君、席が分からないのかい?この席はこの上だね、僕が連れてってあげるよ。
ところでShowは初めてかい?ステージの上なら、なんでもできるんだ!例えば、こんな風にね」
と、雪を散らして見せたり、フライングしてみたり。
楽しそうに2人でフライングしていると、突然大きな音が鳴り響きます。
時の旅人と名乗る人が地球が危ない、と言い出すのです。地球を救うには、過去の12ヶ月を旅し、13ヶ月目を探して答えを見つけるしかない、と。
そのまま公演は進みますが、ショウのフライングの途中でまた地響きのような大きな音。ショウはバランスを崩し、大きなモニュメントにぶつかってしまいます。大破される地球のモニュメント。
それでも内プロデューサーは「何があってもShowを続けろ。Show must go on」と言い続けるのです。
あのプロデューサーは狂ってる…、と言いながらも「やってやるよ!」と反骨心を見せ、平野座長率いる劇場員たちはShowを続けるのでした。
何かが変だ、危ないと知りながら、過去の12ヶ月を旅するショウ。その過去は悲惨な過去ばかりでした。
そんな中、楽しくてキラキラ輝く、未来の祭典を旅する途中にまたもや大きく鳴り響く音。
そう、地球にまた何か異変が起こる。
過去12ヶ月を巡る旅は、単なるプロローグに過ぎなかったのです。
衝撃でショウ、神宮寺くん、岩橋くん、岸くんは宇宙へ放り出されてしまったのです。
2幕 宇宙で見つけた答え。
ここはどこなんだ…?と漂うショウ。
そこは煌びやかな世界。満点の星の下で、楽しいステージが繰り広げられる。
そこで彼は、ある老人と出会います。老人に渡されたのはシワシワの手紙。
差出人は50年後の自分。
「過去は変えられない、変えてはいけないが、未来は変えられる」と。
一体この老人は何者なのか…。
ここで偶然にもPrinceのみんなと再会。無事にまた出会えたことを喜ぶ4人。
すると、後ろから金ピカの5人がやってきて、ここはお笑いランド、5人はお笑いランドの住人だと言うのです。
まあ惑星べしゃりーのという謎の星と宇宙人も湧いてきますが、正直ここはお楽しみコーナーなのでストーリーには関係ないかな…(笑)
ちなみにこの宇宙人たち、特殊能力を持ってらっしゃるので、ベッドを浮かせたり、マジックもしちゃう。未来を見ることだって出来るのです。
ここは宇宙だ、ということがわかった4人。お前たちは、未来を見る覚悟があるか?との問いかけに対し、「ここまで来たら全部見てやるよ」と返す座長。
しかし、その未来は荒れ果てた劇場。人間たち、宇宙人たちも、いつの時代も争いや殺し合いを繰り返し、荒れ果ててしまったと言うのです。
そんなときに頭の中を反芻する言葉、
「過去は変えられない、未来は変えられる」。
地球へ戻って、地球の未来を変えたい、でも、そのための宇宙船は30年前に作られたものであり、5人しか乗れない。地球へ戻れるのは5人だけなのです。
地球人(ショウとPrince)は未来を変えるために地球へ戻りたい。
宇宙人(もう未来人と考えていいかも、関西Jr5人)は地球人たちが自分たちでボロボロにした結果が、荒れ果てた劇場であることを知っている。それなら自分たちがお前らの未来を変えてやるよ、と。
ユートピアは地球にしか作れないんだ、と主張するのです。
ぶつかり合う彼ら。
そんな中、あの老人は未来のプロデューサーだった、そして、平野くんの父だったことが発覚するのです。
どんな時でもエンターティナーとして輝くように、と願いを込めて「ショウ」と名前を付けた。そして、ショウは平和を守るための戦いに敗れ、父である自分を庇い、死んでしまうのだ、と。
せっかく出会えた父を置いてはいけない、と泣きつくショウ。
でも、父はショウが庇ってくれたことをずっと後悔していた、今が報いる時である、そして未来へ向かう気持ちは同じだ、と突き放します。
父の期待と約束を背負いながら、地球へ戻ってきたショウたち4人。(正確に言うと5人しか乗れない宇宙船で9人帰ってきますがまた後で触れます)
未来の笑顔を守りたい、悲惨な過去は変えられないけど、未来は変えられる。
地球を守りたいと強く思う気持ち、私たちのみんなの平和を強く願う気持ち、そしてたくさんの笑顔を守りたいと思う気持ち。
それこそが13月の正体、地球を守ることであると気付くのでした。
とまぁ、このようなストーリーではないかと、解釈してみました。
解説は次のブログに続きます。